刈谷市にお住まいのＴさん（５９歳）が来院された時、一目で「これはひどいなぁ」と思いました。

痛みで顔をひきつらせて、足を引きずりながら入って見えたその格好は腰が横へ大きく曲がり痺れから歩くのも大変そうな痛々しい姿でした。お話しを聞くと、

「もう何年も前から腰が痛くて、足がしびれるんだわ」「とにかく色んな療法を試したけど良くならない！」

それで少し前に「レーザー」と言うのをやってみたそうです。しかし結果は

「ちょっと軽くなった様な気がするかなぁ・・・」

「でも今はまた元通りじゃんね・・・。」

ちなみにレーザーに使う器具だそうです

保険は効かず50万円ほどしたそうです

この器具も買わされるのだそうです。

私　「それで？」

Ｔさん　「病院の先生はもう一回レーザーやりましょうって言うんだけどもう気が進まないから

先生のとこでなんとかならんかね？」

ということでした。

仕事をするにも辛く夜も寝ていても痛くて目が覚めるほどで、本当に辛そうでした。

私はいつもの様に当院の施術の説明をして

「当院の連動整体は痛みを和らげる施術ではありません」

「体の配置を整えて痛む前の真っ直ぐな体にする根本調整なんですよ。」

と話すと、今までの施術と違うと理解していただいたようで、

「しばらく試してみます、お願いします。」

とおっしゃられ早速施術が始まりました。

 

 

まず施術の前に当院独自の検査で体の

左右差・配置のずれをチェックするのですが、

Ｔさんの場合検査する前から体の曲がりがひどく

左右差は一目瞭然でした。

「どこまで改善するだろう？」

「どれくらいかかるだろう？」

と心配でしたが私がするのは歪みを元の配置へ戻すことです。

左右を揃えてねじれを整えるだけです。

横になるのも大変で本人さんも脂汗を流しながらでしたがゆっくりじっくりと施術を進めていきました。

「全然いたくないけど、先生遠慮なくやってよ！」

「当院の調整は痛くないんですよ。」

こんなやりとりが、はじめのころは続き、

少しずつ動かせる所から調整をかけていきました。

 

そんな調整をくりかえしていくと、２・３週間位たったころでしょうか？

「先生、なんかちょっと痛みが減ったような気がするよ」

との事、実はそのころには体の曲がりが随分と取れ、かなり体の形が整ってきていたのです。

ですが少しでも体が楽になったことが

嬉しかったですねー、このころの事をＴさんに聞くと

「がんばって続けてよかったよ」

「でもなんか良くなる気がしてね。」

と笑って話されますが仕事を終えてからの施術はきっと大変だったと思います。それでも繰り返し歪みを治す施術を繰り返していきました。そのころには奥さんにも

「だいぶ体が真っ直ぐになってきたんじゃない！」

と言われるようになり施術自体も随分と楽に受けられるようになってきていました。

このころには以前は考えられなかった、正座が出来るようになっていました。

そしてある時

「最近は腰の痛みはどうですか？」と聞くと

「えっ痛み？あっそういえばもうほとんど痛くないねー！」「先生、もう治ったのかい？」

あれだけ辛そうだったのにのんきなものです。（笑）

いつのころかＴさんとも冗談を言い合えるようになり

（それだけ体が楽になってきたんですね）

楽しい会話も出来るようになりました。

「今日も仕事しとっても全然いたなかったよ」とか

「今日は家族で出かけて四時間歩いたよ」とか

こちらがひやひやしますがそれだけ体の配置が整い

元気に動けるようになったのです。

この瞬間、「この仕事をやってきてよかったなぁ」と思いますね。その後「本当に先生は感謝してるよ」

「研周院さんに出会わなくて、今頃どうしてたかと思うとぞっとするよ」

「レーザーの50万あればここの調整が何回受けれたか。」

「先生、もっと宣伝してみんなに知らせなあかんよ」

Ｔさんは笑ってそう話されますがあれだけのひどい痛みを経験してきた人の言葉です本当に重みを感じました。

いまではご家族で当院の調整を受けに見えます。

 

「先生、今日はゆがんでないかい？」

 

こんな会話から施術が始まります。

もうあんなひどい状態になることはないでしょう。

 

※レーザーを否定するつもりはありませんもっと重度の方には必要だと思います。ただ手術やレーザーの前にこの様に改善する方法がある事を知って欲しいのです。