変形性股関節症とは、遺伝、加齢、体重、性別など複数の要因により軟骨がすりへり、関節周辺の骨組織が変形し、痛みや運動障害を引き起こします。その病態は関節軟骨にとどまらず、「軟骨下骨、靭帯、関節包、滑膜、関節周囲筋」など広範囲に及ぶ病気です。

先天的に股関節の不適合な状態を指します。出産直後から完全に脱臼している場合もありますが、大部分は、生まれた時には不安定な関節が、徐々に脱臼へと移行することが多いとされています。ご両親に「あなたが生まれた時にね・・」とお聞きになられている場合が多いです。出産時と後天的な形成不全とで関節の可動に不具合がおきている可能性があります。

股関節、関節唇損傷とは股関節の骨盤側の臼蓋部の中の軟骨組織が損傷し痛みを出し、時には歩く事も出来なくなるくらいひどい痛みになることがある病気です。形成不全等やインピンジメントが原因になることが多いそうで、薬、注射で痛みが治まらない場合は手術で対応する事もあるそうです。