良く皆さん、腰痛でお医者さんに言ったら、

「あなた腹筋が無さすぎです、腹筋つけなさい」

と言われたなんてこと、聞きませんか？

いわゆる腰痛=腹筋みたいな認識ないですか。

結論から言うと、これ間違いです。

中には腹筋を付けて改善するタイプの腰痛の方もいらっしゃいますが、

逆に悪化してしまうタイプの方もいらっしゃるという事を知っておいてください。

この様な、昔からの言い伝えのような認識が他にも、

「膝が痛いのは太っているから」

「腰痛はプールで歩けば治る」

「ストレートネックは一生治らない」

「仰向けで寝ないと体がゆがむ」

まあ、状況によっては効果的な事もあるのですが、基本的に体が良くなるかどうかは、具体的に体の状態がどうなっているかによります。

腹筋をした方がいい人もいれば、しない方がいい人もいます。

歩いた方がいい人もいれば、歩くことで悪化する人もいる。

簡単に治るストレートネックもいれば、治らないストレートネックもある。

つまり、個人個人の体の状態は、それぞれの程度、状態があり、画一的にこうすれば全ての人が治るという事はあり得ません。

するとここで必要な事が出てきます、

それは「検査」です。

個人の体の状態を判断するには、必ず、検査が必要なんです。

正常なのか異常なのか、

右なのか左なのか、

固いのか柔らかいのか、

この様に状態を判断して、その状態に対して適切な処置をすることで状況は改善していきます。

ですから、世の健康グッズの呼ばれるものの全ては、検査がありませんので、効果に限界があります。（悪いと言っているわけではありません）

更には、現代社会では情報が多いせいか、皆さんそれぞれに、信仰があり、筋トレが好きな人、

漢方薬が好きな人、

サプリメントを多く取っている人、

絶対的な信仰をお持ちの方もいらっしゃって、どうしてもそれがやめられない方も実際にいらっしゃるのです。

プラシーボ効果で思い込みで良くなってしまうケースもないわけではないでしょうが、再現性がありません。

やはり基本はお医者さんでのチェックが第一です。そこで大きな異常が無ければご自身の思うケアを受けられればいいと思います。

思い込みで間違った対処をし悪化してしまう方が見えるため、このような記事を書いてみました。

是非皆さん、専門家にご相談の上、対処するようにしましょう。